菊・瑠璃・茜 3姉妹のゆる-いブログ
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小説11

JUGEMテーマ:連載





ようやく一日が終わろうとしている。
暖は、ベットに座り、英国にいる"あの人"に電話をしていた。
『プルルル、プルルル…ガチャ
ただいま電話に出ることができません。
ピーという音の後に名前と御用件をお話しください』
(いないのかぁ…。せっかく声が聞けると思ったのに)
もしもし、暖です。今日は、学校初日でした。
担任の先生は英語で…、
エミ先生でよかぁたっ!
はぁ…日本語は難しいね。また、電話するね。
ガチャ
"あの人"に、「会いたい」と言ったら、怒るだろうか。

しんみりした気持ちで考え事をしていたら、
八田さんが近づいてきた。
『寧々香ちゃんって、彼氏いるの。知ってた?』
「…知ってる」
『あ、そうだったんだ。会ってみたいね~、彼氏さんに』
「彼はきっと今、寮の裏にある林にいる」
『あ、寧々香ちゃんも一緒にいるんだ』
「違う。一人だった」
『見かけたんだね!じゃ、早速会いに行こう』
「え。」
私の言いたいことも聞かず、
手をひいて猛ダッシュする八田さん。

『んーと、ここだよね?しの』
「そう、あそこにいる」
と、私が指差したら、本人が振り向いた。
『君らは…、寧々の寮メンの人?』
『そうですー!私は八田奈菜子で、こちらは、篠田暖ちゃん。
あなたは、寧々香ちゃんの彼氏さん?』
『あ、あぁ。で、俺に何の用だ』
『あっ!』
 きっと何も考えずに、いたのだろう。
八田さんは絶句。
しょうがないから、私が。
「前原さんはどんな人?」
彼は一瞬目を丸くした。
(私が喋れないとでも思った?ふん、ヤな奴)
『寧々は、明るいけど、意外に緊張屋。それに天然やな。
ちょっと調子に乗るところがあるけん、心配だけど、
それは、俺がカバーしてやるわ(笑)』

秘密がばらされていることも知らずに

15:22 * - * - FTノベル
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