菊・瑠璃・茜 3姉妹のゆる-いブログ
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FTノベル17

ガサガサ、ゴソゴソ……バッ!!

「キャアッ」
可愛らしい声で叫んだ奈菜子の視線の先には、一匹の仔猫。

ニャア

「な、なんだぁ……、ビックリさせないでよぉ」
そう言いつつ奈菜子は、暖の背中に隠れていた。

(うーん…乙女デス。でも、流石にウザいかも?)
暖は自分の腕に手を絡ませて隠れる奈菜子の姿を見て思う。

消灯時間は11:00
もうすぐだ。
(本当に、朝から晩まで迷惑をかける人達だな…)

呆れてついたため息は、夜空の向こうに飛んで行く。追いかけるように見上げた空には、嫌がらせのような快晴が広がっている。……星が近い。今なら、掴めるんじゃ無いだろうか。


掴めるんじゃ無いだろうか……?
本当に?
私に、あの輝く星が?

「無理ネ」
小さく呟く暖の横顔は、哀しみで広がっていた。


そこで、暖の意識は途切れた。




(あの星を手に取れば、きっと)(私の両手は焼けてしまう)
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